ICSC 1724 - メタクリル酸-2-ヒドロキシエチル

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メタクリル酸-2-ヒドロキシエチル	ICSC: 1724 (11月 2008)
2-ヒドロキシエチル=メタクリラート HEMA 2-ヒドロキシエチルメタクリレート

CAS登録番号： 868-77-9

EINECS番号： 212-782-2

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。 97℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。	裸火禁止。 97℃以上では、密閉系および換気。	水噴霧、乾燥粉末消火剤、アルコール耐性泡消火薬剤を使用する。火災時：水を噴霧して容器類を冷却する。

ミストの発生を防ぐ！
	症状	予防	応急処置
吸入	咳。咽頭痛。	換気(粉末でない場合)、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。	新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚	発赤。	保護手袋。保護衣。	少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。医療機関に連絡する。
眼	充血。	呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡または眼用保護具を着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取	咽頭痛。誤嚥の危険性！	作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。吐かせない。コップ1、2杯の水を飲ませる。直ちに医療機関に連絡する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：化学保護衣および空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク・漏れた液を、ふた付きの容器に集める・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる・地域規則に従って保管・処理する	国連GHS判定基準に準拠飲み込むと有害のおそれ皮膚および眼刺激アレルギー性皮膚反応のおそれ飲み込んで気道に侵入すると、有害のおそれ輸送国連分類
貯蔵
・安定化した状態でのみ貯蔵・暗所に保管・冷所・床面に沿って換気
包装

メタクリル酸-2-ヒドロキシエチル

ICSC: 1724

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観無色の液体。物理的危険性化学的危険性加熱や過酸化物との接触、光の影響下で重合することがある。加熱すると、激しく燃焼、または爆発することがある。刺激臭のある煙を生じる。安定化していない場合、自然に重合することがある。	化学式： C₆H₁₀O₃ 分子量： 130.1 ・沸点：250℃ (計算値) ・｢注｣参照・融点：<-60℃ ・密度：1.07 g/cm³ ・水への溶解度：混和する・蒸気圧：17 Pa (25℃) ・相対蒸気密度(空気＝1)：4.5 ・引火点：97℃ (c.c.) ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：0.42 ・粘度：8.4 mm²/s (20℃)

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
無色の液体。

物理的危険性

化学的危険性
加熱や過酸化物との接触、光の影響下で重合することがある。加熱すると、激しく燃焼、または爆発することがある。刺激臭のある煙を生じる。安定化していない場合、自然に重合することがある。

化学式： C₆H₁₀O₃
分子量： 130.1
・沸点：250℃ (計算値)
・｢注｣参照
・融点：<-60℃
・密度：1.07 g/cm³
・水への溶解度：混和する
・蒸気圧：17 Pa (25℃)
・相対蒸気密度(空気＝1)：4.5
・引火点：97℃ (c.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：0.42
・粘度：8.4 mm²/s (20℃)

暴露・健康への影響
曝露経路短期曝露の影響本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。液体を飲み込むと、肺に吸い込んで化学性肺炎を起こすことがある。	吸入の危険性空気中で有害濃度に達する速度は不明である。長期または反復曝露の影響反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。｢注｣参照。

暴露・健康への影響

曝露経路

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。液体を飲み込むと、肺に吸い込んで化学性肺炎を起こすことがある。

吸入の危険性
空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

長期または反復曝露の影響
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。｢注｣参照。

許容濃度
MAK 皮膚感作 (SH)；

環境

注
・実験的に沸点は求められていない: 気圧 1013hpaでは高温下で重合する, 他の沸点:気圧 4.6hpaで67℃ ・メタクリル酸類は輸送または貯蔵時に、フェノール性重合防止剤を加えて安定化させる・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する・他のアクリル酸類と交差感作をおこすことがある

注

・実験的に沸点は求められていない: 気圧 1013hpaでは高温下で重合する, 他の沸点:気圧 4.6hpaで67℃
・メタクリル酸類は輸送または貯蔵時に、フェノール性重合防止剤を加えて安定化させる
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する
・他のアクリル酸類と交差感作をおこすことがある

付加情報

欧州分類
記号：Xi; R：36/38-43; S：(2)-26-28; Note：D