ICSC 1711 - 1,3-ジクロロ-2-プロパノール

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1,3-ジクロロ-2-プロパノール	ICSC: 1711 (11月 2008)
グリセロール-1,3-ジクロロヒドリン α-ジクロヒドリン

CAS登録番号： 96-23-1

国連番号： 2750

EINECS番号： 202-491-9

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。	裸火禁止。	細噴霧水、アルコール耐性泡消火薬剤、乾燥粉末消火剤、二酸化炭素を使用する。

ミストの発生を防ぐ！
	症状	予防	応急処置
吸入	咳。咽頭痛。	換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。	新鮮な空気、安静。半座位。直ちに医療機関に連絡する。
皮膚	吸収される可能性あり！発赤。	保護手袋。保護衣。	汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
眼	充血。痛み。	呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。	多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。医療機関に連絡する。
経口摂取	｢吸入｣参照。	作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。直ちに医療機関に連絡する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：自給式呼吸器付化学保護衣・漏れた液を、密閉式の容器に集める	国連GHS判定基準に準拠注意喚起語：危険吸入すると、生命に危険飲み込むと、または皮膚に接触すると有毒眼刺激発がんのおそれの疑い肝臓の障害呼吸器系への刺激のおそれ長期または反復曝露による肝臓および腎臓の障害のおそれ輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：6.1; 国連包装等級(UN Packing Group)：II
貯蔵
・強酸化剤および食品や飼料から離しておく・密封
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない

1,3-ジクロロ-2-プロパノール

ICSC: 1711

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観無色の液体。物理的危険性化学的危険性加熱すると、または燃焼すると、分解する。塩化水素(ICSC 0163 参照)などの有毒なフュームを生じる。強酸化剤と反応する。金属粉末およびプラスチックを侵す。	化学式： C₃H₆Cl₂O / CH₂ClCHOHCH₂Cl 分子量： 129.0 ・沸点：174.3℃ ・融点：-4℃ ・比重(水＝1)：1.35 ・水への溶解度(20℃) ：11 g/100 ml ・蒸気圧：100 Pa (20℃) ・相対蒸気密度(空気＝1)：4.4 ・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気＝1)：1.00 ・引火点：74℃ (o.c.) ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：0.78

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
無色の液体。

物理的危険性

化学的危険性
加熱すると、または燃焼すると、分解する。塩化水素(ICSC 0163 参照)などの有毒なフュームを生じる。強酸化剤と反応する。金属粉末およびプラスチックを侵す。

化学式： C₃H₆Cl₂O / CH₂ClCHOHCH₂Cl
分子量： 129.0
・沸点：174.3℃
・融点：-4℃
・比重(水＝1)：1.35
・水への溶解度(20℃) ：11 g/100 ml
・蒸気圧：100 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気＝1)：4.4
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気＝1)：1.00
・引火点：74℃ (o.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：0.78

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：吸入、経皮および経口摂取。短期曝露の影響本物質は、眼および気道を刺激する。本物質は、皮膚を軽度に刺激する。肝臓に影響を与えることがある。	吸入の危険性 20℃で気化すると空気は汚染されて、きわめて急速に、有害濃度に達することがある。長期または反復曝露の影響肝臓および腎臓に影響を与えることがある。人で発がん性を示す可能性がある。

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：吸入、経皮および経口摂取。

短期曝露の影響
本物質は、眼および気道を刺激する。本物質は、皮膚を軽度に刺激する。肝臓に影響を与えることがある。

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、きわめて急速に、有害濃度に達することがある。

長期または反復曝露の影響
肝臓および腎臓に影響を与えることがある。人で発がん性を示す可能性がある。

許容濃度
MAK: 皮膚吸収 (H)；発がん性カテゴリー： 2；

環境

注

付加情報

欧州分類
記号：T; R：45-21-25; S：53-45; Note：E