ICSC 1637 - N-メチロールアクリルアミド

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N-メチロールアクリルアミド	ICSC: 1637 (11月 2023)
N-ヒドロキシメチルアクリルアミド

CAS登録番号： 924-42-5

EINECS番号： 213-103-2

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。	裸火禁止。	水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。火災時：水を噴霧して容器類を冷却する。

あらゆる接触を避ける！
	症状	予防	応急処置
吸入	咽頭痛。咳。	局所排気および呼吸用保護具を使用する。	新鮮な空気、安静。
皮膚	発赤。	保護手袋。	汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。
眼	充血。	呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取	｢吸入｣参照。	作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。医療機関に連絡する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク、保護衣、保護手袋および安全ゴーグル・この物質を環境中に放出してはならない・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる・残留分を多量の水で洗い流す・残留分を多量の水で洗い流す・地域規則に従って保管・処理する	国連GHS判定基準に準拠飲み込むと有害軽度の皮膚刺激眼刺激遺伝性疾患のおそれ発がんのおそれ生殖能または胎児への、悪影響のおそれの疑い長期または反復曝露による末梢神経系の障害のおそれ水生生物に毒性輸送国連分類
貯蔵
・冷所・酸から離しておく・安定化した状態でのみ貯蔵・暗所に保管・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない

N-メチロールアクリルアミド

ICSC: 1637

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観白色の結晶。物理的危険性化学的危険性加熱や酸の影響下で、重合することがある。光の影響下で、重合することがある。燃焼すると、分解する。窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。	化学式： C₄H₇NO₂ 分子量： 101.1 ・沸点：277℃ ・融点：75℃ ・水への溶解度(20℃) ：188 g/100 ml (非常によく溶ける) ・蒸気圧：0.03 Pa (25℃) (ほとんどない) ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：-1.81(計算値) ・密度：1.07 g/cm³ (25℃)

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
白色の結晶。

物理的危険性

化学的危険性
加熱や酸の影響下で、重合することがある。光の影響下で、重合することがある。燃焼すると、分解する。窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。

化学式： C₄H₇NO₂
分子量： 101.1
・沸点：277℃
・融点：75℃
・水への溶解度(20℃) ：188 g/100 ml (非常によく溶ける)
・蒸気圧：0.03 Pa (25℃) (ほとんどない)
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：-1.81(計算値)
・密度：1.07 g/cm³ (25℃)

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：吸入、経皮および経口摂取。短期曝露の影響本物質は、眼および皮膚を軽度に刺激する。	吸入の危険性とくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。長期または反復曝露の影響末梢神経系に影響を与えることがある。動物試験では人で生殖･発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。人で発がん性を示す可能性がある。人で遺伝子損傷を引き起こすことがある。

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：吸入、経皮および経口摂取。

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を軽度に刺激する。

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。

長期または反復曝露の影響
末梢神経系に影響を与えることがある。動物試験では人で生殖･発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。人で発がん性を示す可能性がある。人で遺伝子損傷を引き起こすことがある。

許容濃度

環境
・水生生物に対して毒性がある・環境中に放出しないように、強く勧告する

注
・水溶液としてのみ販売されている・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する

付加情報

欧州分類