ペンタブロモジフェニルエーテル(工業品) | ICSC: 1612 (10月 2005) |
ジフェニルエーテル、ペンタブロモ誘導体 1,1'-オキシビスペンタブロモベンゼン |
CAS登録番号: 32534-81-9 |
国連番号: 3077 |
EINECS番号: 251-084-2 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
---|---|---|---|
火災・爆発 | 不燃性。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 |
「長期または反復曝露の影響」参照。 作業環境管理を厳密に! | |||
---|---|---|---|
症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | ミストの吸入を避ける。 | 新鮮な空気、安静。 | |
皮膚 | 吸収される可能性あり! | 保護手袋。 保護衣。 | 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 |
眼 | 安全眼鏡を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 | |
経口摂取 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
---|---|
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク ・この物質を環境中に放出してはならない ・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する ・食品や飼料から離しておく |
|
包装 | |
・海洋汚染物質 |
ペンタブロモジフェニルエーテル(工業品) | ICSC: 1612 |
物理学的・化学的情報 | |
---|---|
物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
|
化学式: C12H5Br5O |
暴露・健康への影響 | |
---|---|
曝露経路
短期曝露の影響
|
吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
|
許容濃度 |
---|
環境 |
---|
・水生生物に対して強い毒性がある ・食物連鎖において、たとえば魚介類で生物濃縮が起こることがある |
注 |
---|
・脂肪組織に蓄積し母乳中に移行することがある ・工業用ペンタブロモジフェニルエーテルはテトラ-、ペンタ-、ヘキサブロモジフェニルエーテルの混合物である |
付加情報 | ||
---|---|---|
欧州分類 記号:Xn, N; R:48/21/22-50/53-64; S:(1/2)-36/37-45-60-61 |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
|