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流動パラフィンICSC: 1597 (10月 2006)
ホワイトミネラルオイル
白色鉱油
CAS登録番号: 8042-47-5
EINECS番号: 232-455-8

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    水噴霧、泡消火薬剤、乾燥粉末消火剤、二酸化炭素、乾燥砂を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入      
皮膚   保護手袋。  洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 下痢。  作業中は飲食、喫煙をしない。  吐かせない。 

漏洩物処理 分類・表示
・漏れた液やこぼれた液を、ふた付きの容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

cancer;health haz
注意喚起語:危険
飲み込んで気道に侵入すると、生命に危険のおそれ 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤から離しておく
 
包装
 
流動パラフィン ICSC: 1597
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
工業用品:粘稠性の無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
燃焼すると、有毒なガス(一酸化炭素など)を生成する。 強酸化剤と反応する。 


・沸点:218-643℃
・密度: g/cm³
・水への溶解度(20℃) : g/100 ml
・蒸気圧:ほとんどない (20℃)
・引火点:>115℃ (o.c.)
・発火温度:260-371℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):>6  


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
液体を飲み込むと、肺に吸い込んで化学性肺炎を起こすことがある。 

吸入の危険性
 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
MAK: (吸入性画分): 5 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: II(4); 妊娠中のリスクグループ: C; 

環境
 

・高度に精製した鉱物油、C14~C20 の代表的画分
・化学性肺炎の症状は数時間~数日経過するまで現われない
・呼吸困難や発熱した場合、医療機関に連絡する 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021