ICSC 1490 - 1-デカノール

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1-デカノール	ICSC: 1490 (4月 2005)
n-デカノール n-デシルアルコールノニルカルビノールデカン-1-オール

CAS登録番号： 112-30-1

国連番号： 3082

EINECS番号： 203-956-9

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。	裸火禁止。	水噴霧、二酸化炭素、アルコール耐性泡消火薬剤、乾燥粉末消火剤を使用する。


	症状	予防	応急処置
吸入	咳。咽頭痛。	換気を使用する。	新鮮な空気、安静。
皮膚	皮膚の乾燥。発赤。	保護手袋。	汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
眼	充血。	安全ゴーグルを着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取	腹痛。のどや胸の灼熱感。吐き気。嘔吐。	作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク・この物質を環境中に放出してはならない・漏洩物を、不活性吸収剤で覆う・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める	国連GHS判定基準に準拠輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：9; 国連包装等級(UN Packing Group)：III
貯蔵
・強酸化剤、酸無水物および酸塩化物から離しておく・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
包装
・海洋汚染物質

1-デカノール

ICSC: 1490

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観特徴的な臭気のある、無色の液体。物理的危険性化学的危険性燃焼すると、分解する。刺激性のフュームを生じる。酸無水物、酸塩化物および強酸化剤と激しく反応する。	化学式： C₁₀H₂₂O / CH₃(CH₂)₉OH 分子量： 158.28 ・沸点：230℃ ・融点：7℃ ・密度：0.83 g/cm³ ・水への溶解度(20℃) ：0.37 g/100 ml (非常に溶けにくい) ・蒸気圧：1 Pa (20℃) ・相対蒸気密度(空気＝1)：5.5 ・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気＝1)：1.01 ・引火点：108℃ (c.c.) ・発火温度：255℃ ・爆発限界：0.7-5.5 vol％(空気中) ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：4.23(計算値)

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。

物理的危険性

化学的危険性
燃焼すると、分解する。刺激性のフュームを生じる。酸無水物、酸塩化物および強酸化剤と激しく反応する。

化学式： C₁₀H₂₂O / CH₃(CH₂)₉OH
分子量： 158.28
・沸点：230℃
・融点：7℃
・密度：0.83 g/cm³
・水への溶解度(20℃) ：0.37 g/100 ml (非常に溶けにくい)
・蒸気圧：1 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気＝1)：5.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気＝1)：1.01
・引火点：108℃ (c.c.)
・発火温度：255℃
・爆発限界：0.7-5.5 vol％(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：4.23(計算値)

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：エアロゾルの吸入。短期曝露の影響本物質は、眼および皮膚を刺激する。高濃度で、中枢神経系に影響を与えることがある。	吸入の危険性 20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達してもきわめて遅い。長期または反復曝露の影響皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：エアロゾルの吸入。

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を刺激する。高濃度で、中枢神経系に影響を与えることがある。

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達してもきわめて遅い。

長期または反復曝露の影響
皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。

許容濃度
MAK: 66 mg/m³；10 ppm；ピーク曝露限度カテゴリー： I(1)；妊娠中のリスクグループ： C；

環境
・水生生物に対して毒性がある

注

付加情報

欧州分類