ICSC 1412 - リン酸ビス(2-エチルへキシル)

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リン酸ビス(2-エチルへキシル)	ICSC: 1412 (10月 2001)
リン酸ジ(2-エチルヘキシル)

CAS登録番号： 298-07-7

国連番号： 1902

EINECS番号： 206-056-4

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。	裸火禁止。	水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。

ミストの発生を防ぐ！作業環境管理を厳密に！いずれの場合も医師に相談！
	症状	予防	応急処置
吸入	灼熱感。咳。咽頭痛。	局所排気を使用する。	新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚	発赤。灼熱感。痛み。水疱。	保護手袋。保護衣。	汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
眼	充血。痛み。重度の熱傷。	顔面シールドを着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取		作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。吐かせない。医療機関に連絡する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：自給式呼吸器付化学保護衣・漏れた液を、ふた付きの乾燥プラスチック容器に集める・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる・地域規則に従って保管・処理する	国連GHS判定基準に準拠輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：8; 国連包装等級(UN Packing Group)：III
貯蔵
・金属から離しておく
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない

リン酸ビス(2-エチルへキシル)

ICSC: 1412

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観無色または琥珀色の液体。物理的危険性化学的危険性 240℃で分解する。有毒なリン酸化物のフュームを生じる。多くの金属を侵す。引火性/爆発性ガス(水素-ICSC 0001 参照)を生じる。	化学式： C₁₆H₃₅O₄P 分子量： 322.48 ・240℃で分解する・融点：-50℃ ・密度：0.96 g/cm³ ・水への溶解度(20℃) ：0.21 g/100 ml ・蒸気圧：<10 Pa (20℃) ・引火点：196℃ (o.c.) ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：2.67

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
無色または琥珀色の液体。

物理的危険性

化学的危険性
240℃で分解する。有毒なリン酸化物のフュームを生じる。多くの金属を侵す。引火性/爆発性ガス(水素-ICSC 0001 参照)を生じる。

化学式： C₁₆H₃₅O₄P
分子量： 322.48
・240℃で分解する
・融点：-50℃
・密度：0.96 g/cm³
・水への溶解度(20℃) ：0.21 g/100 ml
・蒸気圧：<10 Pa (20℃)
・引火点：196℃ (o.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：2.67

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：エアロゾルの吸入および経皮。短期曝露の影響本物質は眼および皮膚に対して、腐食性を示す。	吸入の危険性 20℃ではほとんど気化しない。しかし噴霧すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。長期または反復曝露の影響

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：エアロゾルの吸入および経皮。

短期曝露の影響
本物質は眼および皮膚に対して、腐食性を示す。

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし噴霧すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

長期または反復曝露の影響

許容濃度

環境
・水生生物に対して有害である

注

付加情報

欧州分類