硝酸コバルト(II) | ICSC: 1397 (4月 2013) |
ビス(硝酸)コバルト(II) ビス(トリオキシド硝酸)コバルト(II) |
CAS登録番号: 10141-05-6 |
EINECS番号: 233-402-1 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 可燃性物質と接触すると、火災および爆発の危険性がある。 | 可燃性物質または還元剤との接触禁止。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 |
粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咽頭痛。 咳。 息切れ。 | 局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 | 保護手袋。 保護衣。 | 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 腹痛。 吐き気。 嘔吐。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク ・この物質を環境中に放出してはならない ・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する ・おがくずや、可燃性吸収剤に吸収させてはならない |
国連GHS判定基準に準拠 飲み込むと有害皮膚および眼刺激 呼吸器への刺激のおそれ 吸入するとアレルギー、喘息または呼吸困難を起こすおそれ アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ 吸入すると、がんを起こすおそれ 遺伝性疾患のおそれの疑い 生殖能または胎児への、悪影響のおそれ 飲み込み長期または反復曝露による甲状腺、骨髄および心臓の障害のおそれ 長期的影響により、水生生物に毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・消火により生じる流出物を収容するための用意 ・可燃性物質から離しておく ・密封 ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する |
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包装 | |
・食品や飼料、可燃性物質と一緒に輸送してはならない |
硝酸コバルト(II) | ICSC: 1397 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: Co(NO3)2 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: (Coとして, 吸引性画分) 0.02 mg/m3 (TWA); (皮膚感作物質); (呼吸器感作性) A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;. MAK: (Coとして, 吸引性画分): 皮膚吸収 (H); 気道および皮膚感作 (SAH); 発がん性カテゴリー: 2; 生殖細胞変異原性グループ: 3A; |
環境 |
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・この物質の、環境への影響は十分に調べられていない ・環境中に放出しないように、強く勧告する |
注 |
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・この物質により、喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと ・喘息の症状は、2~3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である ・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・作業衣を家に持ち帰ってはならない |
付加情報 | ||
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欧州分類 R:49-60-42/43-68-50/53; S:53-45-60-61; 記号:T, N; Note:1 |
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