重クロム酸アンモニウム | ICSC: 1368 (4月 2013) |
二クロム酸アンモニウム ヘプタオキシド二クロム酸二アンモニウム |
CAS登録番号: 7789-09-5 |
国連番号: 1439 |
EINECS番号: 232-143-1 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。 可燃性物質と接触すると、火災および爆発の危険性がある。 | 可燃性物質との接触禁止。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 |
粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 灼熱感。 咽頭痛。 咳。 喘鳴。 息苦しさ。 | 密閉系、または換気を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 皮膚熱傷。 | 保護手袋。 保護衣。 | 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 医療機関に連絡する。 |
眼 | 充血。 痛み。 かすみ眼。 重度の熱傷。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 吐き気。 嘔吐。 腹痛。 灼熱感。 下痢。 ショック/虚脱。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣 ・こぼれた物質を、ふた付きの 不燃性容器内に掃き入れる ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する ・おがくずや、可燃性吸収剤に吸収させてはならない ・この物質を環境中に放出してはならない |
国連GHS判定基準に準拠 注意喚起語:危険
火災助長のおそれ;酸化剤飲み込むと有毒 皮膚に接触すると有害 吸入すると、生命に危険 重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 吸入するとアレルギー、喘息または呼吸困難を起こすおそれ アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ 遺伝性疾患のおそれ 発がんのおそれ 生殖能または胎児への、悪影響のおそれ 腎臓の障害 吸入長期または反復曝露による鼻障害 長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・消火により生じる流出物を収容するための用意 ・有機溶剤、可燃性物質および還元剤から離しておく ・密封 ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する |
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包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
重クロム酸アンモニウム | ICSC: 1368 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: (NH4)2Cr2O7 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: (Cr(VI)として, 吸引性画分) 0.0002 mg/m3 (TWA); 0.0005 mg/m3 (STEL); A1(人における発がん性が確認されている物質); (皮膚); (皮膚感作物質); (呼吸器感作性). EU-OEL: ((Crとして)): 0.005 mg/m3 (TWA); (「注」参照); |
環境 |
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・水生生物に対して強い毒性がある ・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある ・環境中に放出しないように、強く勧告する |
注 |
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・作業衣を家に持ち帰ってはならない ・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする ・この物質により、喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと ・喘息の症状は、2~3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である ・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・EU-OELの許容限度である0.010mg/m³は、2025年1月17日まで。 限界値:ヒュームが発生する溶接もしくはプラズマによる切削加工、または類似の作業工程における0.025 mg/m³は、2025年1月17日まで |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:E, T+, N; R:45-46-60-61-2-8-21-25-26-34-42/43-48/23-50/53; S:53-45-60-61; Note:E, 3 |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
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