フッ化ベリリウム | ICSC: 1355 (11月 2016) |
二フッ化ベリリウム |
CAS登録番号: 7787-49-7 |
国連番号: 1566 |
EINECS番号: 232-118-5 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 | 細噴霧水を使用する。 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 |
粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 息苦しさ。 咽頭痛。 息切れ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。 | 密閉系を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 吸収される可能性あり! | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 吐き気。 嘔吐。 腹痛。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣 ・この物質を環境中に放出してはならない ・こぼれた物質を、密閉式の容器内に集める ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 注意喚起語:危険
飲み込むと有毒吸入すると、生命に危険 皮膚および眼刺激 吸入するとアレルギー、喘息または呼吸困難を起こすおそれ アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ 発がんのおそれ 吸入すると、肺の障害 呼吸器への刺激のおそれ 長期または反復曝露による肺障害 長期的影響により、水生生物に毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・消火により生じる流出物を収容するための用意 ・強酸および食品や飼料から離しておく ・密封 ・元の容器でのみ貯蔵 ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する |
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包装 | |
・破損しない包装 ・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる ・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
フッ化ベリリウム | ICSC: 1355 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: BeF2 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: (Beとして) (吸引性画分) 0.00005 mg/m3 (TWA); (皮膚); (感作性); A1(人における発がん性が確認されている物質). MAK: 気道および皮膚感作 (SAH); 発がん性カテゴリー: 1;. EU-OEL: (吸引性分画): 0.0002 mg/m3 (TWA); (皮膚および呼吸器感作); (「注」参照); |
環境 |
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・水生生物に対して毒性がある ・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある ・環境中に放出しないように、強く勧告する |
注 |
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・大量の短期暴露により生ずる急性肺炎の症状は3日経過するまで現われない ・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・作業衣を家に持ち帰ってはならない ・汚染された衣服を、バッグまたは容器に入れ密閉し、隔離する ・EU-OELの0.0006 mg/m³は、2026年7月11日まで認可されている |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T+, N; R:49-25-26-36/37/38-43-48/23-51/53; S:53-45-61; Note:A, E |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
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