過酸化ジクミル | ICSC: 1346 (10月 1999) |
CAS登録番号: 80-43-3 |
国連番号: 3110 |
EINECS番号: 201-279-3 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
---|---|---|---|
火災・爆発 | 可燃性。 空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。 | 裸火禁止。 密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。 | 水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 |
粉塵の拡散を防ぐ! | |||
---|---|---|---|
症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 咽頭痛。 | 局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 |
皮膚 | 発赤。 | 保護手袋。 | 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 |
眼 | 充血。 | 呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡または眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
---|---|
・すべての発火源を取り除く ・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する ・この物質を環境中に放出してはならない ・個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・可燃性物質、還元剤、強酸化剤、強酸、塩基および重金属から離しておく ・冷却 ・暗所に保管 ・密封 ・不活性ガス中に保管 |
|
包装 | |
過酸化ジクミル | ICSC: 1346 |
物理学的・化学的情報 | |
---|---|
物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
|
化学式: C18H22O2 / (C6H5C(CH3)2O)2 |
暴露・健康への影響 | |
---|---|
曝露経路
短期曝露の影響
|
吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
|
許容濃度 |
---|
環境 |
---|
・水生生物に対して毒性がある ・魚類で、生物濃縮が起こることがある |
注 |
---|
付加情報 | ||
---|---|---|
欧州分類 記号:O, Xi, N; R:7-36/38-51/53; S:(2)-3/7-14-36/37/39-61 |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
|