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炭酸水素アンモニウムICSC: 1333 (11月 1998)
CAS登録番号: 1066-33-7
EINECS番号: 213-911-5

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター兼アンモニアおよび有機アンモニア誘導体用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤、強塩基および酸から離しておく
・冷所
 
包装
 
炭酸水素アンモニウム ICSC: 1333
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の または 白色の結晶。 

物理的危険性
 

化学的危険性
35℃以上で分解する。 アンモニアフュームを生じる。 酸と 激しく反応する。 強塩基および強酸化剤と反応する。 

化学式: CH5NO3 / NH4HCO3
分子量: 79.1
・35-60℃で分解する
・密度:1.58 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :17.4 g/100 ml (よく溶ける) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および気道を刺激する。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021