« 検索結果一覧に戻る  
1,3-ブタンジオールICSC: 1182 (10月 1997)
1,3-ブチレングリコール
1,3-ジヒドロキシブタン
CAS登録番号: 107-88-0
EINECS番号: 203-529-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。  換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
刺すような感覚。 充血。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 安静。 

漏洩物処理 分類・表示
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
 
包装
 
1,3-ブタンジオール ICSC: 1182
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の 粘稠 吸湿性液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
 

化学式: C4H10O2 / CH3CHOHCH2CH2OH
分子量: 90.1
・沸点:207.5℃
・比重(水=1):1.00
・水への溶解度 : よく溶ける
・蒸気圧:8 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.2
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.0
・引火点:121℃
・発火温度:394℃  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021