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チオ硫酸ナトリウムICSC: 1138 (6月 2006)
CAS登録番号: 7772-98-7
EINECS番号: 231-867-5

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  酸化剤と接触すると、爆発の危険性がある。  酸化剤との接触禁止。    周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入   粉塵の吸入を避ける。  新鮮な空気、安静。 
皮膚     洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤から離しておく
 
包装
 
チオ硫酸ナトリウム ICSC: 1138
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の結晶。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 イオウ酸化物などの有毒なフュームを生じる。 強酸化剤と 激しく反応する。 

化学式: Na2O3S2
分子量: 158.1
・300℃で分解する
・融点:48.5℃
・密度:1.7 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :20.9 g/100 ml
・蒸気圧:ほとんどない (20℃)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-4.35(計算値) 


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021