フェリシアン化カリウム | ICSC: 1132 (8月 2002) |
ヘキサシアノ鉄(-3)酸カリウム 赤血塩 |
CAS登録番号: 13746-66-2 |
EINECS番号: 237-323-3 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 |
症状 | 予防 | 応急処置 | |
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吸入 | 咳。 咽頭痛。 | 粉塵の吸入を避ける。 | 新鮮な空気、安静。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 | 保護手袋。 | 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 安全眼鏡を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 腹痛。 吐き気。 嘔吐。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク ・この物質を環境中に放出してはならない ・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・酸から離しておく ・乾燥 |
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包装 | |
フェリシアン化カリウム | ICSC: 1132 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C6FeK3N6 / K3[Fe(CN)6] |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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環境 |
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・環境に有害な場合がある。水生生物への影響にとくに注意すること |
注 |
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・文献では分解温度は不明である ・この物質に暴露したときの健康への影響は十分に調べられていない |
付加情報 | ||
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欧州分類 |
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