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ベンゾニトリルICSC: 1103 (10月 1999)
シアノベンゼン
CAS登録番号: 100-47-0
国連番号: 2224
EINECS番号: 202-855-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  75℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。  75℃以上では、密閉系および換気。  粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 錯乱。 頭痛。 息苦しさ。 吐き気。 意識喪失。 嘔吐。 脱力感。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
眼 充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 安静。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・食品や飼料から離しておく
・密封
・換気のよい部屋に保管
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
ベンゾニトリル ICSC: 1103
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 シアン化水素および窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。 強酸と 激しく反応する。 非常に有毒なシアン化水素を生じる。 ある種のプラスチックを侵す。 

化学式: C7H5N / C6H5(CN)
分子量: 103.1
・沸点:190.7℃
・融点:-12.8℃
・比重(水=1):1.0
・水への溶解度(22℃) :0.1-0.5 g/100 ml (溶けにくい)
・蒸気圧:102 Pa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.6
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:75℃ (c.c.)
・発火温度:550℃
・爆発限界:1.4-7.2 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.56  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 細胞呼吸に影響を与えることがある。 チアノーゼを生じることがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して有害である
 

注
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく 

付加情報
  欧州分類
記号:Xn; R:21/22; S:(2)-23 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021