硫化ナトリウム(無水物) | ICSC: 1047 (10月 2002) |
CAS登録番号: 1313-82-2 |
国連番号: 1385 |
EINECS番号: 215-211-5 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 酸または酸化剤との接触禁止。 | 大量の水、水噴霧、泡消火薬剤、乾燥粉末消火剤を使用する。 |
あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 灼熱感。 息苦しさ。 息切れ。 咽頭痛。 | 密閉系、または換気を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 皮膚熱傷。 水疱。 | 保護手袋。 保護衣。 | 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 医療機関に連絡する。 |
眼 | 充血。 痛み。 かすみ眼。 重度の熱傷。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 腹痛。 灼熱感。 ショック/虚脱。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・すべての発火源を取り除く ・漏洩物を、乾いた土または砂で覆う ・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する ・この物質を環境中に放出してはならない ・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣 |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・酸および酸化剤から離しておく ・換気のよい部屋に保管 ・乾燥 |
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包装 | |
・気密 |
硫化ナトリウム(無水物) | ICSC: 1047 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: Na2S |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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環境 |
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・環境に有害な場合がある。水生生物への影響にとくに注意すること |
注 |
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・他の国連番号:1849、硫化水素、30%以上の水和物、国連危険物分類(UN Haz Class):8、国連包装等級(UN Pack Group):II |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:C, N; R:31-34-50; S:(1/2)-26-45-61 |
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