硝酸水銀(II) | ICSC: 0980 (4月 2014) |
硝酸第二水銀 |
CAS登録番号: 10045-94-0 |
国連番号: 1625 |
EINECS番号: 233-152-3 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 |
あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 咽頭痛。 灼熱感。 息切れ。 | 局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! 発赤。 痛み。 水疱。 | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に直ちに連絡する。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 直ちに医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 金属味。 灼熱感。 吐き気。 腹痛。 嘔吐。 下痢。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・専門家に相談する! ・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣 ・この物質を環境中に放出してはならない ・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する ・おがくずや、可燃性吸収剤に吸収させてはならない |
国連GHS判定基準に準拠 飲み込むと、または皮膚に接触すると、生命に危険アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ 腎臓の障害のおそれ 長期または反復曝露による神経系および腎臓の障害のおそれ 長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・可燃性物質、還元剤および食品や飼料から離しておく ・「化学的危険性」参照 ・暗所に保管 ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する ・消火により生じる流出物を収容するための用意 ・密封 ・元の容器でのみ貯蔵 |
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包装 | |
・破損しない包装 ・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる ・食品や飼料と一緒に輸送してはならない ・重度の海洋汚染物質 |
硝酸水銀(II) | ICSC: 0980 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: HgN2O6 / Hg(NO3)2 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: (Hgとして) 0.025 mg/m3 (TWA); (皮膚); A4(人における発がん性が分類できていない物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;. EU-OEL: ((Hgとして)): 0,02 mg/m3 (TWA);. MAK: (Hgとして, 吸引性画分): 0.02 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: II(8); 皮膚吸収 (H); 皮膚感作 (SH); 発がん性カテゴリー: 3; 妊娠中のリスクグループ: D; |
環境 |
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・水生生物に対して強い毒性がある ・水生生物で、生物濃縮が起こることがある ・環境中に残存するので、環境中に放出しないように強く勧告する |
注 |
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・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・作業衣を家に持ち帰ってはならない ・本物質に関する特定のデータが欠落しているため、本カードの情報は他の水銀(II)化合物との類似性に基づいた |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T+, N; R:26/27/28-33-50/53; S:(1/2)-13-28-45-60-61; Note:A, 1 |
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