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炭酸マグネシウムICSC: 0969 (5月 2010)
CAS登録番号: 546-93-0
EINECS番号: 208-915-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時:全ての消火剤。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。  細かい粉塵 ミストの吸入を避ける。 局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
  安全眼鏡を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

GHS判定基準による危険有害性分類なし 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・酸から離しておく
 
包装
 
炭酸マグネシウム ICSC: 0969
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 刺激性のフュームを生じる。 酸と反応する。 二酸化炭素ガスを生じる。 

化学式: MgCO3
分子量: 84.3
・350℃で分解する
・比重(水=1):2.95
・水への溶解度(20℃) :0.01 g/100 ml (非常に溶けにくい) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入。 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
粉塵粒子への反復または長期の曝露により、肺が冒されることがある。 


許容濃度
 

環境
 

・マグネサイト(CAS 7760-50-1)は炭酸マグネシウム鉱物として天然に存在する。マグネサイトは結晶シリカを含むことがある。石英(ICSC番号 0808)参照 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021