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トリエチレングリコールモノブチルエーテルICSC: 0965 (8月 2003)
CAS登録番号: 143-22-6
EINECS番号: 205-592-6

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入   換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。 皮膚の乾燥。  保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・換気
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
 
包装
 
トリエチレングリコールモノブチルエーテル ICSC: 0965
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
 

化学式: C4H9(OCH2CH2)3OH / C10H22O4
分子量: 206.3
・沸点:278℃
・融点:-35℃
・比重(水=1):0.98 (25℃)
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:1 Pa (20℃)
・引火点:143℃ (c.c.)
・爆発限界:0.8-3.8 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.02  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を刺激する。 本物質は、皮膚を軽度に刺激する。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達してもきわめて遅い。 

長期または反復曝露の影響
皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
記号:Xi; R:41; S:(2)-26-39-46 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021