酸化ニッケル(II) | ICSC: 0926 (4月 2017) |
CAS登録番号: 1313-99-1 |
EINECS番号: 215-215-7 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 |
あらゆる接触を避ける! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 | 密閉系、または換気(粉末でない場合)を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 | 保護手袋。 保護衣。 | 応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 汚染された衣服を脱がせる。 「注」参照。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 |
眼 | 充血。 | 呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク ・この物質を環境中に放出してはならない ・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 注意喚起語:危険
アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ吸入するとアレルギー、喘息または呼吸困難を起こすおそれ 吸入すると、がんを起こすおそれ 吸入長期または反復曝露による肺障害 長期的影響により水生生物に有害のおそれ 輸送 |
貯蔵 | |
・元の包装でのみ貯蔵 ・食品や飼料、ハロゲンおよび強酸化剤から離しておく ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する |
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包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
酸化ニッケル(II) | ICSC: 0926 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: NiO |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: (Niとして, 吸引性画分) 0.2 mg/m3 (TWA); A1(人における発がん性が確認されている物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;. MAK: (吸引性画分): 気道および皮膚感作 (SAH); 発がん性カテゴリー: 1; |
環境 |
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・水生生物に対して有害である ・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある |
注 |
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・この物質により感作の症状を示した者は、以後ニッケル、ニッケル化合物、他の金属化合物(例えば銅、クロム、コバルト)に接触しないこと ・喘息の症状は、2~3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である ・汚染された衣服を、バッグまたは容器に入れ密閉し、隔離する ・作業衣を家に持ち帰ってはならない |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T; R:49-43-53; S:53-45-61 |
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