イソ酪酸 | ICSC: 0903 (5月 2002) |
2-メチルプロピオン酸 酢酸ジメチル プロピオン酸, 2-メチル- |
CAS登録番号: 79-31-2 |
国連番号: 2529 |
EINECS番号: 201-195-7 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
---|---|---|---|
火災・爆発 | 引火性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 56℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 56℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。 | アルコール耐性泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 |
あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
---|---|---|---|
症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 灼熱感。 咳。 咽頭痛。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 皮膚熱傷。 痛み。 | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 |
眼 | 痛み。 充血。 重度の熱傷。 | 顔面シールドを着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 腹痛。 灼熱感。 ショック/虚脱。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | コップ1、2杯の水を飲ませる。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
---|---|
・すべての発火源を取り除く ・漏れた液やこぼれた液を、ふた付きの容器にできる限り集める ・残留分を多量の水で洗い流す |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・強塩基および食品や飼料から離しておく |
|
包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
イソ酪酸 | ICSC: 0903 |
物理学的・化学的情報 | |
---|---|
物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
|
化学式: C4H8O2 / (CH3)2CHCOOH |
暴露・健康への影響 | |
---|---|
曝露経路
短期曝露の影響
|
吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
|
許容濃度 |
---|
環境 |
---|
・水生生物に対して有害である |
注 |
---|
付加情報 | ||
---|---|---|
欧州分類 記号:Xn; R:21/22; S:(2) |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
|