ICSC 0837 - ブロモトリフルオロメタン

ブロモトリフルオロメタン	ICSC: 0837 (3月 1998)
フロンガスR13B1 トリフルオロブロモメタン

CAS登録番号： 75-63-8

国連番号： 1009

EINECS番号： 200-887-6

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	不燃性。加熱すると圧力が上昇し、破裂の危険性がある。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。		周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。火災時：水を噴霧して圧力容器を冷却する。


	症状	予防	応急処置
吸入	めまい。頭痛。意識喪失。	換気を使用する。	新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚	液体に触れた場合：凍傷。	保温手袋。	凍傷の場合：多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
眼	充血。｢皮膚｣参照。	呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取

漏洩物処理	分類・表示
・換気・液体に向けて水を噴射してはならない・個人用保護具：自給式呼吸器付化学保護衣	国連GHS判定基準に準拠輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：2.2
貯蔵
・建物内にある場合、耐火設備・冷所
包装

ブロモトリフルオロメタン

ICSC: 0837

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観無色の圧縮液化気体。物理的危険性蒸気は空気より重く、低くなった場所では滞留して、酸素欠乏を引き起こすことがある。化学的危険性高温面または炎と接触すると、分解する。臭化水素およびフッ化水素などの有毒なフュームを生じる。プラスチック類、ゴムおよび被覆剤を侵す。	化学式： CBrF₃ 分子量： 148.9 ・沸点：-58℃ ・融点：-168℃ ・比重(水＝1)：1.5 ・水への溶解度：溶けない・蒸気圧：1434 kPa (20℃) ・相対蒸気密度(空気＝1)：5.1 ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：1.86

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
無色の圧縮液化気体。

物理的危険性
蒸気は空気より重く、低くなった場所では滞留して、酸素欠乏を引き起こすことがある。

化学的危険性
高温面または炎と接触すると、分解する。臭化水素およびフッ化水素などの有毒なフュームを生じる。プラスチック類、ゴムおよび被覆剤を侵す。

化学式： CBrF₃
分子量： 148.9
・沸点：-58℃
・融点：-168℃
・比重(水＝1)：1.5
・水への溶解度：溶けない
・蒸気圧：1434 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気＝1)：5.1
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：1.86

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：吸入。短期曝露の影響本物質は、眼を刺激する。この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。中枢神経系に影響を与えることがある。	吸入の危険性容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。長期または反復曝露の影響

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：吸入。

短期曝露の影響
本物質は、眼を刺激する。この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。中枢神経系に影響を与えることがある。

吸入の危険性
容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。

長期または反復曝露の影響

許容濃度
TLV: 1000 ppm (TWA)；. MAK: 6200 mg/m³；1000 ppm；ピーク曝露限度カテゴリー： II(8)；妊娠中のリスクグループ： C；

環境
・オゾン層への影響を考え、環境中への放出を避ける。

注
・空気中の濃度が高いと、酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う・区域内に入る前に酸素濃度を測定する・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする

付加情報

欧州分類