ジクロルボス | ICSC: 0690 (4月 2014) |
リン酸ジメチル=2,2-ジクロロビニルフォスフェイト リン酸(2,2-ジクロロエテニル)ジメチル DDVP |
CAS登録番号: 62-73-7 |
国連番号: 3018 |
EINECS番号: 200-547-7 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 有機溶剤を含む液体製剤は、引火性のことがある。 製剤が引火性/爆発性溶剤を含む場合火災および爆発の危険性がある。 | 裸火禁止。 | 水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 |
作業環境管理を厳密に! 青少年や小児への曝露を避ける! いずれの場合も医師に相談! 応急処置:個人用保護具。 | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 縮瞳、筋痙攣、唾液分泌過剰。 筋攣縮。 痙攣。 めまい。 発汗。 喘鳴。 息苦しさ。 意識喪失。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 直ちに医療機関に連絡する。 「注」参照。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! 発赤。 他の症状については、「吸入」参照。 | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 直ちに医療機関に連絡する。 「注」参照。 |
眼 | 充血。 痛み。 縮瞳。 かすみ眼。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 唾液分泌過剰。 吐き気。 嘔吐。 胃痙攣。 下痢。 他の症状については、「吸入」参照。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 吐かせない。 直ちに医療機関に連絡する。 「注」参照。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・危険区域から立ち退く! ・専門家に相談する! ・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣 ・この物質を環境中に放出してはならない ・下水に流してはならない ・換気 ・漏れた液を、密閉式の容器に集める ・液体を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 注意喚起語:危険
飲み込んだり、皮膚に接触または吸入すると生命に危険軽度の皮膚刺激 アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ 発がんのおそれの疑い 神経系の障害 長期または反復曝露による神経系障害 水生生物に、非常に強い毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・元の容器でのみ貯蔵 ・密封 ・換気のよい部屋に保管 ・消火により生じる流出物を収容するための用意 ・食品や飼料から離しておく ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する |
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包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない ・海洋汚染物質 |
ジクロルボス | ICSC: 0690 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C4H7Cl2O4P / CCl2=CHOPO(OCH3)2 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: 0.1 mg/m3 (TWA); (皮膚); (感作性); A4(人における発がん性が分類できていない物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;. MAK: 1 mg/m3;0.11 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(2); 皮膚吸収 (H); 妊娠中のリスクグループ: C; |
環境 |
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・水生生物に対して強い毒性がある ・通常の使用法でも、環境中へ放出される ・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること |
注 |
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・作業衣を家に持ち帰ってはならない ・火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない ・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく ・短期暴露による症状が消えた後、遅延性(数日から数週間後)の影響を引き起こすことがある ・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある ・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと。 |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T+, N; R:24/25-26-43-50; S:(1/2)-28-36/37-45-61 |
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