ICSC 0603 - ヘリウム

ヘリウム	ICSC: 0603 (8月 2003)

CAS登録番号： 7440-59-7

国連番号： 1963

EINECS番号： 231-168-5

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	不燃性。加熱すると圧力が上昇し、破裂の危険性がある。		周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。火災時：水を噴霧して圧力容器を冷却する。


	症状	予防	応急処置
吸入	めまい。傾眠。頭痛。窒息。	換気を使用する。	新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚	液体に触れた場合：凍傷。	保温手袋。保護衣。	凍傷の場合：多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
眼	液体に触れた場合：凍傷。	安全ゴーグルまたは顔面シールドを着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取

漏洩物処理	分類・表示
・換気・液体に向けて水を噴射してはならない・個人用保護具：自給式呼吸器	国連GHS判定基準に準拠輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：2.2
貯蔵
・建物内にある場合、耐火設備・換気のよい部屋に保管
包装

ヘリウム

ICSC: 0603

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観無臭の無色の深冷液化気体。物理的危険性気体は空気より軽い。化学的危険性	化学式： He 原子量： 4.003 ・沸点：-268.9℃ ・融点：-272.2℃ ・水への溶解度 (20℃) ：0.86 ml/100ml ・相対蒸気密度(空気＝1)：0.14

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
無臭の無色の深冷液化気体。

物理的危険性
気体は空気より軽い。

化学的危険性

化学式： He
原子量： 4.003
・沸点：-268.9℃
・融点：-272.2℃
・水への溶解度 (20℃) ：0.86 ml/100ml
・相対蒸気密度(空気＝1)：0.14

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：吸入。短期曝露の影響液体は、凍傷を引き起こすことがある。窒息。	吸入の危険性容器を開放すると、閉ざされた場所では空気中の酸素濃度が低下して、窒息を起こすことがある。長期または反復曝露の影響

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：吸入。

短期曝露の影響
液体は、凍傷を引き起こすことがある。窒息。

吸入の危険性
容器を開放すると、閉ざされた場所では空気中の酸素濃度が低下して、窒息を起こすことがある。

長期または反復曝露の影響

許容濃度

環境

注
・国連番号1046 は圧縮ヘリウムについてである・空気中の濃度が高いと、酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う・区域内に入る前に酸素濃度を測定する

付加情報

欧州分類