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プロピオン酸無水物ICSC: 0558 (4月 2024)
無水プロピオン酸
CAS登録番号: 123-62-6
国連番号: 2496
EINECS番号: 204-638-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  63℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。  63℃以上では、密閉系および換気。  水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 あらゆる接触を避ける! ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 灼熱感。 息切れ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 直ちに医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。 皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に直ちに連絡する。 
充血。 痛み。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 直ちに医療機関に連絡する。 医療機関へ移送中、洗い流し続けておく。 
経口摂取 口や喉の熱傷。 腹痛。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 何も飲ませない。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣、顔面シールドおよび保護手袋
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留液を、乾燥砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

corrcancer;health haz
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
吸入肺の障害のおそれ
吸入長期または反復曝露による上気道および肺の障害のおそれ 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):8; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・乾燥
・床面に沿って換気
・塩基、酸化剤および食品や飼料から離しておく
・元の容器でのみ貯蔵
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
プロピオン酸無水物 ICSC: 0558
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重い。 

化学的危険性
水と接触すると、分解する。 腐食性のプロピオン酸を生じる。 塩基および酸化剤と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C6H10O3 / (CH3CH2CO)2O
分子量: 130.2
・沸点:167℃
・融点:-45℃
・比重(水=1):1.01
・水への溶解度 : 反応する
・蒸気圧:0.1 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):4.4
・引火点:63℃ (c.c.)
・発火温度:285℃
・爆発限界:1.3-9.5 vol%(空気中) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 高濃度で吸入すると、眼や上気道に腐食の影響が現われてから、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
反復または慢性的な蒸気の吸入により、上気道の慢性炎症を引き起こすことがある。 肺に影響を与えることがある。 気管支炎を生じることがある。 


許容濃度
 

環境
 

・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021