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酸化マグネシウムICSC: 0504 (5月 2010)
CAS登録番号: 1309-48-4
EINECS番号: 215-171-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。    強酸との接触禁止。    周辺の火災時:全ての消火剤。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

GHS判定基準による危険有害性分類なし 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸から離しておく
・乾燥
・密封
 
包装
 
酸化マグネシウム ICSC: 0504
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
吸湿性の 微細な 白色の粉末。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
強酸と 激しく反応する。 

化学式: MgO
分子量: 40.3
・沸点:3600℃
・融点:2800℃
・比重(水=1):3.6
・水への溶解度 : 溶けにくい 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:粉塵やフュームの吸入。 

短期曝露の影響
機械的刺激を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
粉塵粒子への反復または長期の曝露により、肺が冒されることがある。 


許容濃度
TLV: (吸引性画分) 10 mg/m3 (TWA); A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: (吸引性画分): 4 mg/m3; 妊娠中のリスクグループ: C;.
MAK: (吸入性画分): 0.3 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: II(8); 妊娠中のリスクグループ: C; 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021