ヘキサクロロシクロヘキサン(異性体混合物) | ICSC: 0487 (11月 2009) |
CAS登録番号: 608-73-1 |
国連番号: 2761 |
EINECS番号: 210-168-9 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性。 有機溶剤を含む液体製剤は、引火性のことがある。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 製剤が引火性/爆発性溶剤を含む場合火災および爆発の危険性がある。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 |
あらゆる接触を避ける! 授乳期の女性への曝露を避ける! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 咽頭痛。 他の症状については、「経口摂取」参照。 | 粉塵の吸入を避ける。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! | 保護手袋。 保護衣。 | 応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 |
眼 | 充血。 | 粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 頭痛。 吐き気。 嘔吐。 下痢。 めまい。 振戦。 痙攣。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。ただし痙攣を起こしている場合は飲ませない。 直ちに医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク、自給式呼吸器付化学保護衣および保護手袋 ・この物質を環境中に放出してはならない ・こぼれた物質を、密閉式の 非金属製容器内に集める ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する ・下水に流してはならない |
国連GHS判定基準に準拠 注意喚起語:危険
飲み込むと有毒皮膚に接触すると有害 発がんのおそれの疑い 授乳中の子に害を及ぼすおそれ 中枢神経系の障害 長期または反復曝露による神経系、骨髄、腎臓および肝臓の障害のおそれ 長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・密封 ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する ・消火により生じる流出物を収容するための用意 ・塩基、金属および食品や飼料から離しておく |
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包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
ヘキサクロロシクロヘキサン(異性体混合物) | ICSC: 0487 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C6H6Cl6 / ClCH(CHCl)4CHCl |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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MAK: (吸引性画分): 0.1 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: II(8); 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 4; 妊娠中のリスクグループ: D; |
環境 |
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・水生生物に対して強い毒性がある ・食物連鎖において、たとえば魚類および魚介類で生物濃縮が起こることがある ・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある ・通常の使用法でも、環境中へ放出される ・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること |
注 |
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・沸点、融点、蒸気圧は異性体の構成によって異なる ・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・痙攣の症状は、30分~数時間経過するまで現れない ・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある ・作業衣を家に持ち帰ってはならない ・火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない ・ICSC 0053, 0795 および 0796 参照 |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T, N; R:21-25-40-50/53; S:(1/2)-22-36/37-45-60-61; Note:C |
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