« 検索結果一覧に戻る  
ギ酸ICSC: 0485 (4月 2024)
CAS登録番号: 64-18-6
国連番号: 1779
EINECS番号: 200-579-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。  45℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる。 混触危険物と接触すると、火災および爆発の危険性がある。 「化学的危険性」参照。
 
裸火禁止、火花禁止、禁煙。  45℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。 混触危険物との接触禁止: 「化学的危険性」参照。
 
水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

「注」参照。 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。 灼熱感。 息切れ。 息苦しさ。 意識喪失。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 直ちに医療機関に連絡する。 
皮膚 痛み。 水疱。 重度の皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 直ちに医療機関に連絡する。 
充血。 かすみ眼。 痛み。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールド、眼用保護具または安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 直ちに医療機関に連絡する。 
経口摂取 口や喉の熱傷。 咽頭痛。 胃痙攣。 口腔内の潰瘍。  作業中は飲食、喫煙をしない。  何も飲ませない。 口をすすぐ。 吐かせない。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・すべての発火源を取り除く
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた液を、炭酸二ナトリウムなどの弱アルカリ性溶液で注意深く中和する
・漏れた液を、ふた付きの容器に集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flamecorrskull;toxic
注意喚起語:危険
引火性液体/蒸気
を吸入すると有毒
飲み込むと有害
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
水生生物に有害 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):8; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・元の容器でのみ貯蔵
・密封
・強酸化剤、強塩基、強酸および食品や飼料から離しておく
・「化学的危険性」参照
・換気のよい部屋に保管
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・食品や飼料、可燃性物質と一緒に輸送してはならない 
ギ酸 ICSC: 0485
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の 発煙性の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
本物質は、中程度の強酸。 加熱すると、分解する。 有毒で引火性のガスおよびホルムアルデヒド(ICSC 0275 参照)を生じる。 強酸化剤、イソシアン酸および強塩基と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 有毒なガスを生じる。 アミンと反応する。 多くのプラスチックおよび金属類を侵す。 

化学式: HCOOH ,CH2O2
分子量: 46
・融点:8℃
・比重(水=1):1.2 (20℃)
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:4.6 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.6
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.01
・引火点:45℃
・発火温度:520℃
・爆発限界:18-51 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-0.54
・粘度:1.5 mm²/s  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は眼、皮膚および気道に対して、強い腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
TLV: 5 ppm (TWA); 10 ppm (STEL);.
EU-OEL: 9 mg/m3, 5 ppm (TWA); 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021