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ジエチレングリコールジベンゾアートICSC: 0447 (8月 1997)
CAS登録番号: 120-55-8
EINECS番号: 204-407-6

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    水噴霧、アルコール耐性泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 「注」参照。
   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入     新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取      

漏洩物処理 分類・表示
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・床面に沿って換気
 
包装
 
ジエチレングリコールジベンゾアート ICSC: 0447
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
結晶。 

物理的危険性
蒸気は空気より重い。 

化学的危険性
燃焼すると、刺激性のフュームを生成する。 

化学式: (C6H5COOCH2CH2)2O
分子量: 314.4
・沸点:236℃ (0.7 kPa)
・融点:28℃
・比重(水=1):1.2
・水への溶解度 : 混和する
・相対蒸気密度(空気=1):9.4
・引火点:232℃ 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を軽度に刺激する。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし、浮遊粒子が急速に不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

・水溶性液体用泡消火薬剤、泡消火薬剤、水を消火薬剤として使用すると発泡することがある
・この物質の、人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021