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酸化アルミニウムICSC: 0351 (2月 2000)
アルミナ
CAS登録番号: 1344-28-1
EINECS番号: 215-691-6

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
 
包装
 
酸化アルミニウム ICSC: 0351
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の粉末。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
データなし。 

化学式: Al2O3
分子量: 101.9
・沸点:3000℃
・融点:2054℃
・密度:3.97 g/cm³
・水への溶解度 : 溶けない 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入。 

短期曝露の影響
高濃度の粉塵を吸入すると、眼や気道の刺激を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
中枢神経系に影響を与えることがある。 


許容濃度
TLV: 1 mg/m3 (TWA); A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: 発がん性カテゴリー: 2; 

環境
 

・異なった硬い結晶性酸化アルミニウムが鋼玉(ICSC番号1302-74-5)という名前で自然界に豊富に存在する
・他の融点:2015°C (コランダム(アルミニウムの酸化鉱物)).
・鉱物としても存在する:ボーキサイト、バイエライト、ベーマイト、ジアスポル、ギブス石 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021