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3-メチルシクロヘキサノールICSC: 0295 (12月 2001)
m-メチルシクロヘキサノール
CAS登録番号: 591-23-1
EINECS番号: 209-709-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  62℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。  62℃以上では、密閉系および換気。  AFFF(水性膜泡消火薬剤)、アルコール耐性泡消火薬剤、乾燥粉末消火剤、二酸化炭素を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 頭痛。  換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・床面に沿って換気
 
包装
 
3-メチルシクロヘキサノール ICSC: 0295
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の 粘稠液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
 

化学式: C7H14O
分子量: 114.2
・沸点:174℃
・融点:-5.5℃ (シス-異性体)
・融点:-0.5℃ (トランス-異性体)
・比重(水=1):0.92
・引火点:62℃ (c.c.)
・発火温度:295℃  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を軽度に刺激する。 高濃度の蒸気は、眼および上気道を刺激する。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達してもきわめて遅い。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
 

環境
 

・2つの幾何異性体(シス、トランス)があり、1種類の光学的立体配置をとり得る 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021