N,N-ジメチルアセトアミド | ICSC: 0259 (10月 2006) |
CAS登録番号: 127-19-5 |
EINECS番号: 204-826-4 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 63℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 | 裸火禁止。 63℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。 | 粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、水噴霧、二酸化炭素を使用する。 |
作業環境管理を厳密に! (妊娠)女性への曝露を避ける! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 頭痛。 吐き気。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! 発赤。 他の症状については、「吸入」参照。 | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 |
眼 | 顔面シールドを着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 | |
経口摂取 | 胃痙攣。 下痢。 他の症状については、「吸入」参照。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 吐かせない。 体調がよくないと感じた場合は、医療機関を受診する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:化学保護衣 ・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 ![]() ![]() 注意喚起語:危険
皮膚への接触長期または反復曝露による肝臓障害 輸送 |
貯蔵 | |
・床面に沿って換気 ・強酸化剤から離しておく |
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包装 | |
N,N-ジメチルアセトアミド | ICSC: 0259 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C4H9NO / CH3CON(CH3)2 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: 10 ppm (TWA); (皮膚); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;. MAK: 18 mg/m3;5 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(2); 皮膚吸収 (H); 妊娠中のリスクグループ: C;. EU-OEL: 36 mg/m3, 10 ppm (TWA); 72 mg/m3, 20 ppm (STEL); (皮膚); |
環境 |
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注 |
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・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・中毒濃度に達していても、臭気として感じないので注意すること |
付加情報 | ||
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欧州分類 Note:E; 記号:T; R:61-20/21; S:53-45 |
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