塩化カドミウム | ICSC: 0116 (4月 2005) |
二塩化カドミウム |
CAS登録番号: 10108-64-2 |
国連番号: 2570 |
EINECS番号: 233-296-7 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 |
粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 息苦しさ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。 | 密閉系、または換気を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 腹痛。 灼熱感。 下痢。 吐き気。 嘔吐。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣 ・この物質を環境中に放出してはならない ・こぼれた物質を、ふた付きの 密閉式容器内に掃き入れる ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する ・強酸化剤および食品や飼料から離しておく ・乾燥 ・密封 |
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包装 | |
・破損しない包装 ・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる ・食品や飼料と一緒に輸送してはならない ・重度の海洋汚染物質 |
塩化カドミウム | ICSC: 0116 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: CdCl2 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: (吸入性画分) 0.002 mg/m3 (TWA); 0.01 mg/m3 (TWA); A2(人における発がん性が疑われる物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;. MAK: (Cdとして, 吸引性画分): 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 1; 生殖細胞変異原性グループ: 3A;. EU-OEL: (吸引性分画): 0.001 mg/m3 (TWA); (「注」参照); |
環境 |
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・水生生物に対して毒性がある ・植物で、生物濃縮が起こることがある ・環境中に放出しないように、強く勧告する |
注 |
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・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・作業衣を家に持ち帰ってはならない ・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する ・したがって、安静と経過観察が不可欠である ・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する ・EU-OELの0.004 mg/m³は、2027年7月11日まで認可されている |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T+, N; R:45-46-60-61-25-26-48/23/25-50/53; S:53-45-60-61; Note:E |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
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