アクロレイン | ICSC: 0090 (11月 2023) |
2-プロペナール アクリルアルデヒド |
CAS登録番号: 107-02-8 |
国連番号: 1092 |
EINECS番号: 203-453-4 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 引火性が高い。 蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。 塩基、酸または強力な酸化剤と接触すると、火災および爆発の危険性がある。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 火花防止工具を使用する。 | アルコール耐性泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 |
あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 灼熱感。 咳。 息苦しさ。 息切れ。 咽頭痛。 吐き気。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 水疱。 皮膚熱傷。 | 保護手袋。 保護衣。 | 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 医療機関に連絡する。 |
眼 | 充血。 痛み。 重度の熱傷。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | のどや胸の灼熱感。 痙攣。 吐き気。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・危険区域から立ち退く! ・専門家に相談する! ・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣 ・すべての発火源を取り除く ・この物質を環境中に放出してはならない ・漏れた液やこぼれた液を、ふた付きの容器にできる限り集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 きわめて引火性の高い液体および蒸気重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 飲み込むと、または皮膚に接触すると、生命に危険 を吸入すると有毒 発がんのおそれ 長期または反復曝露による上気道の障害のおそれ 水生生物に、非常に強い毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・強酸化剤、強塩基、強酸および食品や飼料から離しておく ・冷所 ・床面に沿って換気 ・安定化した状態でのみ貯蔵 ・消火により生じる流出物を収容するための用意 |
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包装 | |
・破損しない包装 ・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる ・食品や飼料と一緒に輸送してはならない ・海洋汚染物質 |
アクロレイン | ICSC: 0090 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: CH2=CHCHO |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: (天井値) 0.1 ppm (STEL); (皮膚); A4(人における発がん性が分類できていない物質). MAK: 発がん性カテゴリー: 3;. EU-OEL: 0.05 mg/m3, 0.02 ppm (TWA); 0.12 mg/m3, 0.05 ppm (STEL); |
環境 |
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・水生生物に対して強い毒性がある |
注 |
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・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である ・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する ・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する ・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること ・作業時のどの時点でも、許容濃度を超えてはならない ・蒸留前に過酸化物をチェックし、検出された場合は除去する |
付加情報 | ||
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欧州分類 |
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