フェノール | ICSC: 0070 (4月 2017) |
石灰酸 フェニル酸 ヒドロキシベンゼン |
CAS登録番号: 108-95-2 |
国連番号: 1671 |
EINECS番号: 203-632-7 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 可燃性。 79℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 | 裸火禁止。 強酸化剤との接触禁止。 79℃以上では、密閉系および換気。 | 水噴霧、アルコール耐性泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 |
あらゆる接触を避ける! 応急処置:個人用保護具。 いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咽頭痛。 灼熱感。 咳。 めまい。 頭痛。 息切れ。 息苦しさ。 意識喪失。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。 | 粉塵 ミストの吸入を避ける。 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! 重度の皮膚熱傷。 無感覚。 痙攣。 虚脱。 意識喪失。 | 保護手袋。 保護衣。 | 応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 除去するために、ポリエチレングリコール 300、または植物油を使用する。 医療機関に直ちに連絡する。 |
眼 | 痛み。 充血。 視力喪失。 重度の熱傷。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 直ちに医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 咽頭痛。 口や喉の熱傷。 痙攣。 腹痛。 下痢。 ショック/虚脱。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 吐かせない。 直ちに医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣 ・この物質を環境中に放出してはならない ・こぼれた物質を、ふた付きの 密閉式容器内に掃き入れる ・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる ・残留分を、注意深く集める ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 注意喚起語:危険
飲み込むと、または皮膚に接触すると有毒重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 遺伝性疾患のおそれの疑い 中枢神経系、心臓および腎臓の障害 長期または反復曝露による臓器障害 呼吸器への刺激のおそれ 水生生物に毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・消火により生じる流出物を収容するための用意 ・強酸化剤および食品や飼料から離しておく ・乾燥 ・密封 ・元の容器でのみ貯蔵 ・換気のよい部屋に保管 ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する |
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包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
フェノール | ICSC: 0070 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C6H6O / C6H5OH |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: 5 ppm (TWA); (皮膚); A4(人における発がん性が分類できていない物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;. MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3; 生殖細胞変異原性グループ: 3B;. EU-OEL: 8 mg/m3, 2 ppm (TWA); 16 mg/m3, 4 ppm (STEL); (皮膚); |
環境 |
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・水生生物に対して毒性がある |
注 |
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・その他の国連番号:2312(溶融);2821(溶液) ・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T, C, Xn; R:23/24/25-34-48/20/21/22-68; S:(1/2)-24/25-26-28-36/37/39-45 |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
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