ニッケルカルボニル | ICSC: 0064 (4月 2017) |
テトラカルボニルニッケル |
CAS登録番号: 13463-39-3 |
国連番号: 1259 |
EINECS番号: 236-669-2 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 引火性が高い。 60℃以上に加熱すると火災および爆発の危険性がある。 蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。 直射日光で液体、および蒸気は引火する。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 酸化剤との接触禁止。 密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない。 | 水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 |
あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 頭痛。 めまい。 胸痛。 腹痛。 吐き気。 嘔吐。 息切れ。 筋肉痛。 脱力感。 痙攣。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。 | 密閉系、または換気を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 直ちに医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 保護手袋。 保護衣。 | 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 医療機関に連絡する。 | |
眼 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 | |
経口摂取 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・すべての発火源を取り除く ・危険区域から立ち退く! ・専門家に相談する! ・個人用保護具:自給式呼吸器 ・下水に流してはならない ・この物質を環境中に放出してはならない ・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 注意喚起語:危険
引火性の高い液体/蒸気吸入すると、生命に危険 吸入すると、発がん性のおそれ 生殖能または胎児への、悪影響のおそれ 肺および神経系の障害のおそれ 長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・強酸化剤、強酸および食品や飼料から離しておく ・冷所 ・暗所に保管 ・不活性ガス中に保管 ・消火により生じる流出物を収容するための用意 ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する |
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包装 | |
・気密 ・食品や飼料と一緒に輸送してはならない ・重度の海洋汚染物質 |
ニッケルカルボニル | ICSC: 0064 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C4NiO4 / Ni(CO)4 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: (Niとして, 天井値) 0.05 ppm (STEL); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) |
環境 |
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・水生生物に対して強い毒性がある ・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある ・環境中に放出しないように、強く勧告する |
注 |
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・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する ・したがって、安静と経過観察が不可欠である ・医師または医師が認定した者が、適切なスプレー剤を直ちに使用することを検討する ・したがって、安静と経過観察が不可欠である ・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること ・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする ・作業時のどの時点でも、許容濃度を超えてはならない |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:F, T+, N; R:61-11-26-40-50/53; S:53-45-60-61; Note:E |
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